# 2-1. データを見るって何だろう
# なぜデータをグラフにするのだろう?
1. 呉市の未来を考えてみよう (opens new window)では、呉市の人口や産業について様々な数値データをグラフにして表示しています。
このような、データをグラフのような形で表示することを可視化と言います。
なぜ数値で大小が分かるものを、わざわざグラフにするのでしょうか。可視化の目的を考えてみましょう。
# 可視化の目的
# 比較をする
数字の大小をグラフに可視化することで、図形の大小で直感的に比較しやすくすることができます。
例えば、呉市と他の都市の人口を比べたり、 土地の面積を比べたりすることができます。
例として、呉市と東京都足立区のデータを用いて、人口と面積を棒グラフでそれぞれ比較してみます。
足立区は呉市よりも3倍以上も人が多いのにも関わらず、土地の面積は呉市の1/6以上も少ないことが分かります。足立区は呉市と比べると、かなり人口密度が高いですね。
# 変化を見る
過去と現在、未来で数字が増えているのかあるいは減っているのかを知ることができます。
例として、呉市中央地区の人口の推移をグラフで可視化してみます。
※このグラフで使用しているデータは、2015年が実データであり、2020年以降は2015年の値を元に算出した予測値になっています。
このグラフからは、全体の人口は減ると予測されていることが分かります。また、生産年齢人口に当たる黄色の大きさが小さくなっているにも関わらず、老年人口に当たる緑色の大きさがそれほど変わっていないことから、高齢者の割合が増えることが分かります。
生産年齢人口は、呉市に税金を納める重要な役割を担っています。また、高齢者が増えると、呉市が支出する社会保障費が大きくなります。呉市にとって財政負担が高くなるかもしれないことを示しています。
このグラフのように、複数のデータを積み重ねた棒グラフを積み立て棒グラフと呼びます。人口全体の推移と、各年代別の人口が全体に占める割合が分かりやすく可視化できます。
# 構成を見る
全体と一部分を比較して、どのような割合なのかを知ることができます。
例として、1-3. 産業で呉市を見てみよう (opens new window)のページにもある「呉市の産業ごとの企業数の割合を示したグラフ」を表示します。
こちらも積み立て棒グラフですが、棒の全体を幅を揃えています。
先ほどのように全体の推移は分かりませんが、全体に占める割合・構成と、その割合の推移が直感的に分かります。
# まとめ
これらのように、グラフで可視化すると、様々なデータを直感的に確認することができます。
また、適切な形のグラフを用いることで、データを理解しやすくすることができます。
可視の目的、理解できましたか?
次の章で、実際に可視化をしてみましょう!